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室内で顔がくすむ?ホワイトバランスと色かぶり対策【家族写真を自然な肌色に】

逆光・窓際で家族全員が明るく写る配置と光の当て方【2026年賀状】 家族写真・明るさ
窓に対して45°+レフ板で顔を均一に。右は逆光の失敗例。

室内で撮る家族写真、「なんか顔がくすむ…」の主犯はホワイトバランス(WB)と混在光。オート任せを一度だけ外して、肌の色を“基準”に合わせれば仕上がりが安定します。

1. なぜくすむ?室内光とWBの基礎

室内は電球色(暖色)や蛍光灯(緑かぶり)、窓からの自然光(青)の“混在”。オートWBは均す反面、肌の赤みが失われがち。まずは「主要光源を一つに絞る」か「WBを固定」して肌色の基準を作るのが近道です。

2. 撮影前:WBを“固定”する簡単手順

  • スマホ:カメラ設定でWB(色温度)を太陽光/電球などに固定。迷ったら「太陽光」→窓際で撮る。
  • 混在光回避:窓際+室内灯OFF、または室内灯ON+カーテンで外光を遮る。
  • テスト1枚→肌・白壁・衣服の白をチェック(等倍表示)。

3. 配置と背景:色かぶりの源を断つ

背景の色面(濃いカーテン、色付き壁、木目)からの反射は肌に乗ります。顔の近くに白(レフ代わりの紙・カーテン)を置く、衣服は中明度・無彩色寄りで。窓に対して45°の斜光がいちばん立体的です。

4. 撮影後3分レタッチ:色温度→色かぶり→明るさ

  1. 色温度を微調整(黄色っぽい→少し青へ、青っぽい→少し黄へ)。
  2. 色かぶり補正(緑→マゼンタ側、紫→グリーン側)。
  3. +0.3EVで顔の透明感を出し、白飛びしないかタイトル文字の上で確認。

5. 失敗パターン早見表

症状原因対策
黄ばんで見える電球色+WBオートWBを電球/太陽光に固定→色温度を微調整
顔が緑っぽい蛍光灯の緑被り色かぶり補正をマゼンタ側へ
色が薄い混在光で相殺主要光源を一つに→窓際or室内灯に統一

6. 次の一手:印刷で色ズレしないために

明るさは+0.3EVを基準に。過度なコントラスト上げは禁物。紙は光沢=人物リッチ、マット=読みやすさ優先。《内部リンク:銀塩/高精細インクの向き不向き|/family/family-photo/》

+0.3EVの明るさルール推奨サイズ早見表

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