郵便局の年賀状印刷は便利?でも実は弱点も多い【2026】
郵便局の年賀状印刷といえば、「安心感」「分かりやすさ」「窓口で相談できる」というメリットから、毎年多くの人が利用しています。一方、ネット印刷の進化が進む中で、「料金が高いのでは?」「デザインが少ない?」「納期は遅い?」といった不安や疑問の声も増えています。
結論から言うと、郵便局の年賀状印刷は“初心者には便利な反面、弱点も多い”というサービスです。ここでは、便利なポイントと弱点を中立的にまとめ、2026年の最新事情にもとづいて分かりやすく解説します。
郵便局の年賀状印刷|ここが便利(メリット)
1. 全国どこでも利用できる圧倒的な安心感
郵便局というブランドは、とにかく安心感が強いのが特徴です。特に高齢の方や、ネット操作が苦手な方にとっては「店舗がある」「相談できる」は大きなメリットです。
2. 投函代行がそのまま依頼できる
郵便局は投函のプロ。ネット印刷でも投函代行は増えていますが、やはり郵便局は「そのまま預けられる」安心感が違います。
3. 写真仕上げの品質は安定している
外部提携工場で印刷されますが、品質は一定以上で、失敗のリスクは低め。「無難でいい」派には使いやすいサービスです。
しかし…郵便局の年賀状印刷には“弱点”も多い
ここからが本題です。郵便局の年賀状印刷には、ネット印刷や専門店と比べて明確な弱点が存在します。その弱点を知っておかないと、「他で頼めばよかった…」となる可能性があります。
弱点①|料金が比較的高い
もっとも大きい弱点は価格の高さです。ネット印刷の多くが「最大50〜60%OFF」など強い割引を行う中、郵便局は割引率が控えめで、総額が高くなりがちです。
特に以下の条件だと、料金差が大きくなります:
- 写真入りデザインを選ぶ場合
- 印刷枚数が50枚以上になる場合
- 家族写真をきれいに仕上げたい場合
同じ30〜50枚でも、ネット印刷と2,000〜3,000円以上差がつくケースも多く、コスパは悪くなります。
弱点②|デザイン数が少ない
郵便局のデザインは「定番」「やさしい」「万人向け」が中心。一方、ネット印刷(ラクポ・しまうま・おたより本舗など)はデザイナーコラボ・写真特化など3,000〜5,000種の幅があります。
「オシャレ」「トレンド」「映えるデザイン」を求める人には不向きです。
弱点③|納期がやや遅い(混雑時は特に)
郵便局は「最短翌日仕上げ」というスピード感はありません。12月に入ると、混雑で納期が遅くなりやすいのもデメリットです。
急ぎの場合は、次のようなサービスのほうが相性が良い場合があります:
弱点④|宛名印刷が有料で割高
多くのネット印刷が「宛名印刷無料」を打ち出す中で、郵便局は有料(1枚あたり数十円)。枚数が多い人ほど差が大きくなります。
投函代行も便利ですが、宛名まで含めた総額ではネット印刷が圧勝することがほとんどです。
弱点⑤|オンライン注文画面が使いづらい
郵便局の Web UI(印刷申し込み画面)は、シンプルでわかりやすい反面、細かい写真編集やテンプレート操作が苦手という欠点があります。
スマホで直感的に操作したい人には、しまうまプリントやラクポなどのほうが使いやすいでしょう。
郵便局の年賀状印刷は“どんな人に向いている”?
ここまでメリット・弱点を整理すると、郵便局が向いているのは以下のタイプです。
- ネット操作が苦手で、窓口の安心感を重視したい
- とにかく無難に失敗なく送りたい
- 投函まで郵便局に任せたい
- こだわりのデザインが不要
逆に、以下の方にはネット印刷のほうが圧倒的におすすめです:
- コスパを重視したい
- 写真仕上げをきれいにしたい
- おしゃれ・個性派デザインが好き
- 短納期でほしい
- 宛名印刷も無料で済ませたい
まとめ|郵便局は「安心の定番」。ただし賢く比較するのが2026年の正解
郵便局の年賀状印刷は「安心」「無難」「相談しやすい」という強みがあります。一方で、料金・デザイン・納期などではネット印刷に劣る部分も明確です。
2026年は年賀状印刷サービスの競争が激しく、比較しないまま郵便局一択にするのはもったいない時代になりました。
あなたの条件(仕上がり・料金・スピード・デザイン)に合わせて、郵便局とネット印刷を賢く使い分けてみてください。


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