「宛名ミス」「異動反映漏れ」「喪中への誤送」は信用を損ないます。ここでは最小手順で漏れを防ぐ運用フローを共有します。
1. 宛名レイアウトの原則
- 会社・部署=「御中」、個人名=「様」。併用しない。
- 役職は氏名の前に置く(例:営業本部長 山田太郎 様)。
- 法人格(株式会社/合同会社)は略さない。
2. 住所録フィールド設計(最短版)
推奨フィールド:
法人名/法人名かな/部署/役職/氏名/氏名かな/郵便番号/住所1/住所2/TEL/メール/敬称区分(様/御中)/喪中フラグ/最終更新日
CSVインポート時は、文字コード(UTF-8推奨)・全角半角の混在に注意。住所1=都道府県〜番地、住所2=ビル名等で分離。
3. 喪中・異動・退職の扱い
- 喪中:年賀状は送らない。松の内明け(1/8頃)〜2/4目安で寒中見舞い。
- 異動:肩書・部署・所在地を最新化。旧所属宛は避ける。
- 退職:個人宛の私信を避け、基本は会社代表・部署宛に戻す。
4. ワークフロー(チェック式)
- 前年分住所録を複製→「今年版」を作成
- 主要取引先から異動・移転情報を回収(メール一斉確認でも可)
- 喪中・退職・休眠フラグを更新
- 敬称区分(様/御中)を自動判定 or 目視で一括修正
- 差出人データ(住所・TEL・URL)を最新化
- テスト印刷→上司/法務チェック→本番発注
5. 宛名で起きやすいNG例
- (株)などの略号使用
- 部署+様(御中にすべき)
- 旧社名・旧住所のまま送付
6. よくある質問
Q. 部署がわからないときは?
A. 会社代表宛(株式会社〇〇 御中)に戻すのが安全です。
Q. 代表者名で届いていた関係を担当者名に変える?
A. 変更前に先方の了承を。混在は避けます。
 
 
 
  
  
  
  
 

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