「郵便局の年賀状」は、日本郵便の郵便局のプリントサービスで頼む年賀状印刷のことです。ネットでも郵便局の窓口でも注文でき、印刷から投函まで任せられます。一方で、宛名印刷が有料だったり、印刷料金がデザインごとに違ったりと、頼む前に知っておきたい点もあります。
このページでは、2027年用(未年)の料金のしくみ、早割、宛名印刷、納期を、公式サイトで確認した内容でまとめました(2026年10月11日に確認し、早割と出荷の目安は10月18日に見直し)。あわせて、ネット印刷やコンビニとどちらで頼むかの決め方も整理しています。
郵便局の年賀状印刷の基本(2027年用)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 郵便局のプリントサービス(日本郵便) |
| 注文方法 | ネット(パソコン・スマホ)、郵便局の窓口 |
| 料金 | 印刷料金(デザインごと・10枚単位)+はがき代(1枚85円) |
| 送料 | 無料(印刷料金に含まれる) |
| 早期割引 | 11月11日まで15%、12月9日まで10% |
| 宛名印刷 | 基本料金1,100円+1枚31円(税込) |
| 投函代行 | 無料(おうちポスト) |
| 受付 | 2027年1月15日18時まで |
| 支払い | クレジットカード、PayPay、コンビニ前払い |
公式サイト:郵便局のプリントサービス 年賀状印刷
料金のしくみ|値段は3つの合計で決まる

郵便局の年賀状の値段は、印刷料金・はがき代・宛名印刷の3つの合計です。「郵便局の年賀状印刷は高い」と言われるのは、主に宛名印刷とはがき代が割引の対象にならないためです。
| 項目 | 金額 | メモ |
|---|---|---|
| 印刷料金 | デザインごと | 10枚単位。各デザインのページの見積もりで確認する。送料込み |
| はがき代 | 1枚85円 | 30枚で2,550円。割引の対象外 |
| 宛名印刷 | 基本1,100円+1枚31円 | 30枚で2,030円。使う人だけ。割引の対象外 |
印刷料金の例(10枚)
公式サイトのデザイン一覧には、10枚の金額が出ています。この金額は、はがき代を含み、早期割引15%を引いた後の合計です(お買得年賀状の見積もりで確認)。2026年10月18日に見た例は次のとおりです。
| デザイン | 10枚の合計(はがき代込み・早割後) |
|---|---|
| お買得年賀状(イラスト・商品番号5209) | 3,870円 |
| 写真がいっぱい年賀状(写真タイプ・WEB限定・商品番号8303) | 4,570円 |
お買得年賀状の10枚は、印刷代3,560円から早期割引540円を引いた3,020円に、はがき代850円を足して3,870円です。写真がいっぱい年賀状は、印刷代4,380円から660円を引いた3,720円に、はがき代850円を足して4,570円です。ほかの枚数の金額は、次の表で確かめられます。
印刷代も入れた合計(枚数別)
イラストの「お買得年賀状」(商品番号5209)と、写真タイプの「写真がいっぱい年賀状」(商品番号8303)を、公式サイトの見積もりで枚数を変えて確かめました(2026年10月18日)。
イラスト:お買得年賀状(5209)
| 枚数 | 印刷代(早割後) | はがき代 | 合計 | 宛名印刷も頼むと |
|---|---|---|---|---|
| 10枚 | 3,020円 | 850円 | 3,870円 | 5,280円 |
| 30枚 | 3,500円 | 2,550円 | 6,050円 | 8,080円 |
| 50枚 | 4,260円 | 4,250円 | 8,510円 | 11,160円 |
| 100枚 | 5,540円 | 8,500円 | 14,040円 | 18,240円 |
写真タイプ:写真がいっぱい年賀状(8303・WEB限定)
| 枚数 | 印刷代(早割後) | はがき代 | 合計 | 宛名印刷も頼むと |
|---|---|---|---|---|
| 10枚 | 3,720円 | 850円 | 4,570円 | 5,980円 |
| 30枚 | 4,460円 | 2,550円 | 7,010円 | 9,040円 |
| 50枚 | 5,150円 | 4,250円 | 9,400円 | 12,050円 |
| 100枚 | 6,900円 | 8,500円 | 15,400円 | 19,600円 |
印刷代は、11月11日までの早期割引15%を引いた後の金額です(税込)。はがき代は1枚85円、宛名印刷は基本1,100円+1枚31円で、この2つは割引の対象外です。宛名を自分で書く人は「合計」の金額で済みます。印刷代はデザインごとに違い、30枚なら写真タイプのほうが960円高くなりました。
使える割引
| 割引 | 内容 |
|---|---|
| 早期割引 | 2026年8月31日〜11月11日の注文は15%、11月12日〜12月9日は10% |
| 会員割引 | 会員登録してログインすると、年賀状の販売期間中は10%(ふだんは5%) |
| 複数割引 | 同じカートで2件以上を注文すると5% |
| リピーター割引 | 前の年もログインして注文した人が、今年もログインして注文すると5% |
| DM割引 | 前の年に郵便局の窓口で年賀状印刷を頼み、今年のダイレクトメールが届いた人は、申込書番号を入れると印刷料金から250円引き(リピーター割引とはいっしょに使えない) |
| 追加注文割引 | マイページから追加で注文すると5% |
| アンケート割引 | 注文の最後のアンケートに答えると100円引き |
| ゆうパケット割引 | 配送にゆうパケットを選ぶと100円引き(宛名印刷ありの注文などでは選べない) |
割引がかかるのは印刷料金だけです。公式サイトは「最大30%OFF」と案内しています。早期割引15%・会員割引10%・複数割引5%を合わせた数字と考えられます。実際に使える割引は、注文の画面で確かめてください。
宛名印刷は有料。30枚で2,030円

宛名印刷は、基本料金1,100円に、1枚31円が加わります(税込)。30枚なら2,030円、50枚なら2,650円です。
使うには会員登録が必要で、マイページに住所録を登録します。1件ずつ入力するほか、Excelの書式でまとめて登録することもできます。郵便局の窓口で作った住所録は、ネット注文では使えません。
ほかに、手書きで宛名を書いてもらう「筆耕サービス」(基本料金1,100円+宛名面1枚250円)と、手元のはがきを送って住所録にしてもらう「宛名データ化サービス」(1,100円+1枚80円)があります。
ネット印刷の専門店では、おたより本舗・しまうまプリント・年賀家族・年賀状スクエアが宛名印刷を無料にしています(2026年10月に各社の公式サイトで確認)。枚数が多い人ほど、ここで総額の差が出ます。住所録の作り方は「スマホで完結する宛名印刷ガイド」にまとめています。
投函代行「おうちポスト」は無料
印刷が終わった年賀状を、そのまま郵便局がポストへ投函してくれるサービスです。料金はかかりません。自宅に届けてもらい、自分で投函することもできます。
投函代行を使う注文では、宛名なしの年賀状を一緒に注文できません。手書きで一言添えたい相手がいる場合は、その分を別に注文します。
納期と締切
- 出荷は最短で注文の2営業日後 ─ 13時以降の注文は、翌日の受付になります。
- 今の時期の注文は、11月下旬の出荷 ─ 2026年10月18日に公式サイトを見たときは、宛名印刷なしで11月25日まで、宛名印刷ありで11月28日までに出荷と表示されていました。年賀はがきの発売(11月2日)より前に注文しても、届くのは11月下旬です。
- 急ぐときは「特急仕上げ」 ─ 1商品1,100円。11月15日以降、12時59分までの注文で当日に出荷されます。宛名印刷を使う注文は対象外です。
- 受付は2027年1月15日18時まで ─ 年明けの返信用にも使えます。
元日に届けるには、12月27日までに差し出すよう日本郵便が案内しています(2026年8月31日の発表)。くわしくは「2027年の年賀状は元旦に届く?最新の配達ルールまとめ」をご覧ください。
郵便局の年賀状印刷が向いている人・向いていない人
向いている人
- 窓口で相談しながら決めたい人 ─ 郵便局の窓口で申し込めます。写真や宛名のデータは、あとから専用の画面で登録できます。
- 印刷から投函まで任せたい人 ─ 投函代行の「おうちポスト」が無料です。
- 年明けにも頼みたい人 ─ 受付は2027年1月15日18時まで。届いた年賀状への返信にも使えます。
- 喪中はがきや寒中見舞いも同じところで頼みたい人 ─ 早期割引は、喪中はがきと寒中見舞いも対象です。
- 宛名を手書きで仕上げたい人 ─ 筆耕サービス(基本料金1,100円+宛名面1枚250円)があります。
向いていない人
- 宛名印刷を無料で付けたい人 ─ 郵便局は30枚で2,030円かかり、割引の対象にもなりません。
- 急ぎで、宛名印刷も頼みたい人 ─ 当日に出荷する「特急仕上げ」は、宛名印刷を使う注文では選べません。
- 窓口で作った住所録をネットで使いたい人 ─ 窓口の住所録は、ネット注文では使えません。登録し直しになります。
- 枚数が半端な人 ─ 印刷料金は10枚単位で決まります。
窓口とネット、どちらで頼む?
| 窓口 | ネット | |
|---|---|---|
| 向いている人 | 相談しながら決めたい人 | 絵柄を画面で見比べたい人 |
| 住所録 | 窓口で作った住所録は、ネットでは使えない | マイページに登録。Excelの書式でまとめて登録もできる |
| 割引 | 窓口で確かめる | 早期割引15%(11月11日まで)、会員割引10%など |
このサイトで確認したのは、ネット注文の割引です。窓口で申し込むときの割引は、窓口で確かめてください。
郵便局・ネット印刷・コンビニを比べると

年賀状の印刷を頼む先は、大きく分けて郵便局・ネット印刷の専門店・コンビニの3つです。2026年10月11日に各社の公式サイトで確認できた内容で比べました(金額は、郵便局が10月18日の見積もりの「お買得年賀状」、ネット印刷の専門店が当サイトで調べた6社のいちばん安いデザイン、コンビニが10月14日に確認したセブン‐イレブンの「厳選ベーシック」)。
| 比べる点 | 郵便局 | ネット印刷の専門店 | コンビニ |
|---|---|---|---|
| 30枚の合計 | 6,050円〜 | 4,624円〜 | 5,965円〜(セブン‐イレブンのネット注文)。マルチコピー機は4,350円 |
| 宛名印刷も 頼むと | 8,080円〜 | 5,094円〜 | 5,965円〜(セブン‐イレブンは宛名印刷が無料) |
| 注文 | ネット・窓口 | ネット | ネットで注文して店で受け取る/マルチコピー機でその場で刷る |
| 宛名印刷 | 基本1,100円+1枚31円 | 無料の会社がある | セブン‐イレブンのネット注文に案内あり。マルチコピー機は自分で書く |
| 早割 | 11月11日まで15% | 会社ごとに違う(10月は40〜60%引きの会社もある) | セブン‐イレブンは11月30日まで10% |
| 受け取り | 最短2営業日後に出荷 | 会社による | セブン‐イレブンのネット注文は6日後。マルチコピー機はその場 |
| 投函代行 | 無料 | 会社による | なし |
| 少ない枚数 | 10枚単位 | 1枚から頼める会社がある | マルチコピー機は1枚から |
コンビニの欄は、公式サイトで2027年用の内容を確認できたセブン‐イレブンを中心に書いています。3社の違いは「コンビニ3社比較|セブン・ファミマ・ローソンの年賀状印刷」にまとめています。
30枚を宛名印刷まで頼むと、どこで差が出る?
どこで頼んでも、年賀はがき代は1枚85円、30枚で2,550円かかります。差が出るのは、印刷料金の割引と宛名印刷です。
- 郵便局 ─ 30枚で6,050円から。宛名印刷も頼むと8,080円から(宛名印刷は30枚で2,030円)。印刷料金の早期割引は11月11日まで15%。
- ネット印刷の専門店 ─ 30枚で4,624円から。宛名印刷も頼むと5,094円から(宛名印刷が無料の会社が4社)。10月の時点で印刷料金を40〜60%引きにしている会社もあります。
- コンビニ ─ セブン‐イレブンのネット注文は30枚で5,965円から、宛名印刷も無料。マルチコピー機は30枚4,350円ですが、絵柄は自分で用意し、宛名は自分で書きます。
迷ったときの決め方
- 枚数 ─ 数枚ならコンビニのマルチコピー機。30枚以上なら、郵便局かネット印刷。
- 宛名 ─ 宛名印刷を頼むなら、無料の会社があるネット印刷が有利です。
- 相談・投函 ─ 窓口で相談したい、投函まで任せたいなら郵便局。
- 締切 ─ 元日に届けるには12月27日までの投函が目安です。受け取りまでの日数から逆算します。

ネット印刷で頼むなら|6社の料金とデザインを見比べる
ネット印刷の専門店は、会社ごとに割引の時期と宛名印刷の料金が違います。当サイトでは、6社(おたより本舗・しまうまプリント・年賀状スクエア・年賀家族・Rakpo・挨拶状ドットコム)の30枚の合計と、宛名印刷の料金を「年賀状のネット注文6社の比較表」で並べています。下は、6社のデザインを30枚の料金が安い順に並べたものです(料金ははがき代・送料込み、宛名印刷は含みません)。
カードの会社名・タグ・賀詞・向いている人を押すと、その言葉で絞り込めます。
条件に合うデザインがありません。絞り込みを外すか、別のタブを選んでください。
料金は、30枚を注文したときの印刷料金・はがき代・送料の合計の目安で、宛名印刷は含みません。確認した日は、Rakpoは2026年10月11日、おたより本舗・年賀状スクエアは2026年10月19日、しまうまプリント・挨拶状ドットコム・年賀家族は2026年10月10日です。割引の時期によって変わるので、注文の前に各社の公式サイトで確認してください。「PR」は広告リンクを含むことを示します。
安い順の比較は「年賀状印刷が安いのはどこ?ネット注文6社を安い順に比較」、各社の早割の期限は「年賀状印刷の早割比較|各社の割引率と締切日まとめ」にまとめています。
よくある質問
郵便局の年賀状印刷は高いですか?
印刷料金に早期割引(11月11日まで15%)などがかかりますが、宛名印刷(30枚で2,030円)とはがき代(30枚で2,550円)は割引の対象外です。宛名印刷まで頼むと、総額は上がりやすくなります。
割引は重ねて使えますか?
公式サイトは「最大30%OFF」と案内しています。早期割引15%・会員割引10%・複数割引5%を合わせた数字と考えられます。どの割引も、かかるのは印刷料金だけで、はがき代と宛名印刷は安くなりません。実際に使える割引は、注文の画面で確かめてください。
見積もりはどこで見られますか?
公式サイトの各デザインのページに、枚数を入れて金額を確かめる見積もりがあります。印刷料金は10枚単位です。
郵便局の窓口でも注文できますか?
できます。窓口で申し込んだ場合も、写真や宛名のデータは専用の画面から登録できます。
宛名だけ印刷してもらえますか?
年賀はがきと喪中はがきには「宛名のみ印刷」があります。料金は、基本料金1,100円+1枚31円+はがき代1枚85円です。郵便局が用意する無地のはがきに印刷するもので、手持ちのはがきには印刷できません。
年賀はがきはいつから買えますか?
2027年用の年賀はがきは、2026年11月2日に発売されます。種類と値段は「年賀はがき2027の発売日は11月2日|値段・種類・販売期間・どこで買える?」にまとめています。
喪中はがきや寒中見舞いも頼めますか?
頼めます。早期割引は、年賀状のほか喪中はがきと寒中見舞いも対象です。喪中はがきを出す時期と、6社の喪中はがきは「喪中のときって年賀状どうすればいい?」をご覧ください。

