郵便局の年賀状印刷は本当に“高い”のか?料金と品質をリアル比較【2026】
「郵便局の年賀状印刷は高い」という声はよく聞かれますが、実際のところ、ネット印刷やコンビニ印刷とどれくらい差があるのでしょうか。
2026年の最新データをもとに、料金・品質・納期の3点でリアルに比較しました。この記事で、あなたにとって最適な年賀状の選び方がわかります。
💡 まず結論から:郵便局は「安心だが割高」という評価がもっとも近いサービスです。 特に写真入り年賀状や宛名印刷を含めると、料金差は想像以上に広がります。
料金比較|郵便局は「中〜高価格帯」。写真印刷で差が拡大
もっとも気になる料金比較です。一般的な「40枚・写真仕上げ」を基準にすると、ネット印刷と郵便局の料金差が明確になります。
郵便局は割引率が低いため、ネット印刷の最安値クラスと比較すると、40枚で2,000円〜3,000円以上の差になることが多いです。
写真仕上げ(40枚)の料金比較【2026年版】
| サービス | 仕上げ | 総額(40枚) | ネット印刷との差額(目安) |
|---|---|---|---|
| 郵便局 | 写真仕上げ | 約9,500〜11,000円 | 比較基準(割高) |
| しまうまプリント | 写真仕上げ | 約6,500〜8,000円 | 約3,000円〜安い |
| ラクスル | 写真仕上げ | 約7,000〜8,500円 | 約2,500円〜安い |
| カメラのキタムラ | 銀塩写真 | 約8,000〜10,000円 | 約1,500円〜安い |
郵便局の料金は、ネット印刷の「中〜高価格帯」に位置し、特に早割の割引率が低いため、総額では必ず高くなります。
宛名印刷の比較|郵便局は“有料”でネット印刷より割高
宛名印刷は、ネット印刷の多くが「無料」を提供しているのに対し、郵便局は「オプション料金」がかかるため、最も大きな料金差がつくポイントの一つです。
- 郵便局: 1枚あたり約30円〜50円(ネット注文・店頭注文により変動)
- ネット印刷(主要各社):ほとんどが無料
例えば50枚注文した場合、ネット印刷なら無料で済むところが、郵便局では1,500円〜2,500円程度が追加で発生します。枚数が多い人ほど、この差は致命的になります。
品質比較|仕上がりは「無難に良い」。特別に高品質ではない
郵便局の品質は「無難に良い」が正しい表現です。外注工場によって一定の品質は保たれていますが、写真専門店や印刷専門業者が提供するレベルには及びません。
・写真品質:ややマット系の仕上がり
ネット印刷の銀塩写真(カメラのキタムラなど)のくっきりとした光沢・しっとり感と比べると、郵便局は全体的に明るく柔らかい印象で、細部のシャープさがやや弱く、マット系の仕上がりになります。写真の鮮やかさを重視する人には物足りないかもしれません。
・イラスト仕上げ:デザイン数が標準的
イラスト年賀状は可もなく不可もなく、標準的な品質です。ただし、ネット印刷専門業者(例:挨拶状ドットコム、フタバ)と比べると、デザイン数が少なく、「必ずほしいデザインがある」わけではありません。
納期比較|郵便局は“早くない”。繁忙期はネット印刷より遅れやすい
納期も大きな差が出るポイントです。スピード重視の人には、ネット印刷の当日出荷や翌日出荷サービスが断然優位です。
最短納期比較
郵便局は、店舗での注文や受け取りに安心感があるものの、製造・発送には時間がかかるため、急ぎの人には向きません。
総合結論|郵便局は“安心だが割高”。比較して選ぶのが2026年の正解
郵便局の年賀状印刷は、「安心で失敗しない」「お店に頼める」という強力なメリットがありますが、料金・品質・納期の3つの点では、ネット印刷に軍配が上がる場面が多いのが実態です。
とくに写真仕上げと宛名印刷の総額では、ネット印刷との差が大きく、比較せずに選ぶのはもったいないと言えます。ご自身の重視するポイント(価格、品質、スピード)に応じて、サービスを選ぶのが2026年の賢い選択です。
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2026年は、サービスの選択肢が大きく広がっています。あなたにとって最もお得で、最も納得できる1枚が選べるよう、ぜひ複数サービスを比較してみてください。


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